[頭部や顔貌・歯並び・噛み合わせは変化しやすい]
頭部・顔面の骨と鎖骨は「膜性骨化」といって他の全身の骨とはでき方が
異なります。
そのため変形しやすいのです。
中年太りで顔が大きくなるのは、ぜい肉・脂肪が付いただけではありません。
ぜい肉・脂肪で太った筋肉によって引っ張られて骨も変形して、顔が大きく
なるのです。
筋肉、すなわり機能によって骨格が変形しやすいのが口腔周囲の骨の特徴なの
です。
また、中高年になってからの同窓会では、実年齢より20歳も若く見える人も
いれば、逆に20歳も老けて見える人もいます。
この理由のひとつが口腔周囲の筋肉(機能)を正しく使用しているかどうかの
差なのです。
[口腔機能サポートと噛み合わせ治療で予防歯科]
「虫歯」も「歯周病」も、虫歯原因菌や歯周病原因菌といった細菌感染症
だけで説明することはできません。
細菌感染症に加えて「力学」や「栄養」が重要な要素です。
力学には、咀嚼や嚥下、発音などの「機能的力」、歯ぎしりや噛み締めなどの
「準機能的力」、さらに頬杖などの「生活悪習癖に伴う力」があります。
これらの力は、虫歯も歯周病の原因となりますし、歯並び悪化や顎関節症、
顎変形症の原因となります。
頭痛や肩凝りの原因になることもあります。
逆に、ショルダーバッグ癖にともなう肩凝りが原因の虫歯や歯周病もあります。
同じ程度の歯磨き状態、同じような噛み合わせなのに、虫歯の本数や悪化度に
天と地ほどの差がつくことは珍しくありません。
栄養状態が悪いために、体や口腔内が酸性やアルカリ性に傾いたり、
免疫力低下に伴って細菌やウイルスが繁殖しやすかったりするのが原因と
なります。
何故その歯が虫歯になったのか、何故その歯から歯周病が悪化したのかを
考慮しないと、悪循環は止まりませんし止められません。
[咬合(噛み合わせ)は全身の不調を現す鏡である]
「頬杖」に代表されるような生活悪習癖は「噛み合わせ」を歪ませます。
あるところまでは、噛み合わせは、体の歪みの緩衝材として作用します。
ところが、噛み合わせの歪みが限界を超えると、悪化した咬合は全身へ悪影響を
与え始めます。
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